テレビや映画の華やかな舞台裏では、多くのハラスメントが日常的に発生している。森崎めぐみ氏が実施した芸能関係者やメディア従事者へのアンケート調査によると、パワハラや深刻なセクシャルハラスメントを含む様々な被害が報告されている。「私自身の経験からも納得できる内容だった」と森崎氏は語る。
芸能界におけるハラスメントの温床
2022年に実施された文化芸術・メディア業界従事者へのアンケート分析から、特定の現場で起こりやすいハラスメント類型に明確な傾向が見られた。411名からの回答では以下のような結果が出ている。
- パワーハラスメント:93.2%(383名)
- セクシャルハラスメント:73.5%(302名)
- モラルハラスメント:62.3%(256名)
- セカンドハラスメント(二次被害):34.8%(143名)
- その他にもマタニティーハラスメントやカスタマーハラスメントなど多岐にわたる
"これらの数字は驚くべきものだが、現場を知る者としては納得できる内容だ"と森崎氏はコメントしている。
生々しい被害体験談が続々と寄せられる
[パワーハラスの事例]
- "撮影現場で四六時中怒号が飛び交う"
- "30人の前で平手打ちを受けた"
- "髪をつかまれ部屋中引きずり回された"