フジテレビ系ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で"クズっぷり"が話題沸騰したお笑いコンビ「ガッポリ建設」の小堀敏夫さん(57歳)。番組ではギャンブル依存で事務所を解雇され、婚活失敗、ラーメン屋開業挫折、出家から2日で脱走するなど波乱万丈な人生を赤裸々に披露。この衝撃的な内容がTVer/FODで番組史上2位の再生数を記録する大反響を呼んだ。
取材依頼のDMへの返信もさすがは芸人。「電話なんですけど、できたら午後希望です!別に午前中に何かあるわけでもないんですが、寝起きに問題ありまして!」と土下座写真付きで返信。本業以上に収入源となっているという"ギャラ飲み"の実態について独占インタビューを敢行した。
相場の倍額設定!週22万円稼ぐ秘訣
一般的なギャラ飲み女子の相場が120分1万円と言われる中、小堀さんはその倍額の2万円を提示。テレビ朝日「クロナダル」出演時には「先週はギャラ飲みで22万円稼いだ」と発言し話題となった。グラドル兼ライターの筆者でも1週間で22万円は想像できない高収入だ。
社長パーティーが収益源
オファー獲得方法について、「ブログやSNSからの連絡が多いが、一度参加した社長からの紹介も多い」と明かす。特に社長パーティーは金づると言い、「行くだけでギャラが出て新規顧客も獲得できる柿の木のようなもの」と表現する。
コロナ禍では富裕層からのオファーが急増。「めっちゃきた!」と当時を振り返る。「広すぎる部屋でソーシャルディスタンスを取りながら3人だけでの会食もあった」という特殊な体験談も披露した。
グラドルとの意外な協力関係
コロナ禍では破格の5~10万円/2時間という高額相場だった当時、多くのグラビアアイドルとの共演があったという。「持ちつ持たれつの関係だった」と語り、「一緒に盛り上げてくれた子たちは皆売れていった」「逆に見下すような態度だった子たちは消えていった」と業界内での生存戦略を暴露。
誰も知らない意外な事実
「俺さ、すっごく酒飲みそうでしょ?でも一滴も飲めないんですよ」 —小堀敏夫アルコール不耐性にも関わらずコーラだけで乗り切るプロフェッショナルぶり。「一口のお酒入りケーキでも倒れるほど弱い体質だがタバコは吸う」。そんな矛盾点こそ彼の人気秘密かもしれない。 現在放送された第2弾でも好評を得ており、「第3弾期待できるでしょう?」とにやり。テレビ出演後のオファー増加率から見てもその存在感を示している。 最後まで一貫して変わらぬのは自由奔放なスタンス。 「お笑い界トップ狙うとか考えたことないよ」「面白けりゃそれでいい」。そう語ってインタビュー終了後向かった先は…やっぱりパチンコ店だった。 取材を通じて見えたのは型破りの生き様の中にある確かな計算高いプロ意識であった。